クローゼットは星の海

キャラクリお着替えゲー好きへっぽこゲーマーのゲーム系ブログ
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どうもお久しぶりですサボってました(正直)
だってEP4でごっそりキャラ増やした上にフロンティアラッケージアメ子とルクEP4バージョンが可愛すぎるのがいけないんだ…!
あとリグサバBaソメさんがカッコよすぎてつらい。
つまり自由時間のほとんどをPSO2自体に充ててましたってことで。
あ、アニメ版もきっちり見ましたよ。結構好きです、主に会長とか会長とか。もちろん孤高さんも!

そんなこんなでようやくメメぼっち続き。
例によって二次創作NGな方は回れ右でー。

■あれから数日■
アークスシップの情況は残念ながらあまり変わらないようだが、俺はと言うと…

「ただいまー!」
「おかえりなさい、メメ君。洗濯物畳んでおいたよ」
「メメ森ー!おやつ!おやつ買ってきたか!?」
パタパタと軽い2つの足音と共に、頭に乗せたミニラッピーの触角を揺らしながらロー君とアーヤサポパ兄弟、改めサポリーパ兄弟が出迎えてくれる。
「ロー君ありがとね。アーヤ、バナナでいいか?」
「えー!またバナナかよー、たまにはお菓子食いてーよお菓子ー!き○この山買ってこいき○この山ー!!」
「こら!今はお菓子なんて売ってないんだから贅沢言ってメメ君を困らせるんじゃないよ?あ、僕は断固た○のこ派だからね」
床に転がってザ・駄々っ子の見本とばかりにじたばたするアーヤをたしなめるロー君だけど、己の主義はしっかりちゃっかり主張しちゃってる。さすがた○のこ派、抜け目無い。
「何だよにーちゃんの裏切りものー!オレがき○こ派なんだからにーちゃんもき○こ派だろ!?」
「どんな理屈だよそれ?弟のお前がき○こ派だからって僕はた○のこ派としての誇りを捨てたりはしないよ!」
「こらこら君達ー、その戦いに加わる事さえ出来ないすぎ○こ派の気持ちも考えなさーい」
わいわいぎゃいぎゃい。
ああ、いいなぁー、この賑やかな感じ。
「ただいま」って帰ってきたら「おかえり」って返ってくる。
時には喧嘩になったって一緒に笑い合える。
ずっと当たり前だったけど、いざ無くしたそれが戻ってきて、こんなにも嬉しいものだったんだって思い知らされる。
だからこそ、思う。
姐さん、リューゴ、ルク、フレンドの皆、どうしてるかな?
避難所の暮らしはどんなものだろう?
こっちに残ってる皆は淋しかったり辛かったりしてないかな?
早く、会いたいなぁ…
「メメ君、どうしたの?」
「メメ森ー、早く部屋でバナナ食おうぜー!」
「あ、ごめんごめん!食材冷蔵庫にしまったらすぐ行くねー」
いつの間にか和室の前に移動していたロー君達の声に、我に返って慌てて荷物を抱えて冷蔵庫に走る。
食材を詰め込んでみたものの、ラインナップの乏しさと埋まりきらないスペースにどうしたってもの悲しさを感じてしまう。
皆がいた頃は冷蔵庫はいつだってみっちり。
毎日使う食材にリューゴの作った常備菜に姐さんのお菓子作りの材料、ルクが勝手に増やすアイスやプリン、ついでに俺の酒のつまみ…
「あ、いかんいかん!しんみりしてないでロー君達にバナナ持ってかなきゃ」
そうだそうだ、しんみりするのはいつだって出来る。
待ってる奴らがいるときにするこっちゃないもんな!



「そういえばさ、2人の正体がリリーパだってリューゴは知ってんの?」
バナナをもぐもぐやりながらふと疑問に思った俺は、思ったままを口に出してみた。
「!?」
ビクッとして固まる2人。アーヤがかじりかけたバナナがぼとりと床に転がった。もったいない。
じゃなくってぇー…あ、あるぇー?俺、もしかしてマズイ事訊いちゃった?
「あ、ああ、ソレね!僕らが正規のサポートパートナーじゃないっていうのは伝えてある…よ!?」
「そ、そーそー!助けてもらったお礼にサポパに化けて恩返ししに来たんだってちゃんと言ったもんな!なー、にーちゃん!!」
うわ、2人ともめっちゃ目ェ泳いでるし顔青いし手ェぷるぷるしてるし。
「つまり正体が何かっていうのは知らないって事?」
びっくーん!!と音がしそうなくらいに2人の背筋が跳ね上がる。
「えっと、その、言わなくてもなんとなーく想像はつく、んじゃないかなあー…?」
「う、うんうん!きっとアレじゃねーかなー!?とは思ってるんじゃね!?」
冷や汗、めっちゃ冷や汗。
頭に乗せたラッピーのヒナもぷるぷる揺れている。
「いや、頭にラッピーなんか乗っけてたらラッピーかなって思うんじゃない?」
「だよね!!ラッピーだって思うよね!?」
「だよなー!!オレもそうじゃないかと思った!!」
今までとは打って変わってぱあっと明るい表情の2人が競うように身を乗り出してくるけど…
「でも君らリリーパやん?」
「「はぐあっ!?」」
変えようのない事実の前にあっさりと撃沈した。
「うーん、本物のサポパじゃないってのは承知済みで、ラッピーだって思われるのは構わない。けどリリーパだって知られるのはマズイ、そういう事でおk?」
「お願い!この事はリューゴさんには言わないで!」
「バレたらオレ達ここにいられなくなっちまう!頼むよメメ森…」
「リューゴさんの傍に居られなくなるなんて絶対イヤなんだ!だからメメ君、お願いだよ…」
必死だ、ロー君もアーヤも。
2人がどれだけリューゴを慕ってるか、リューゴが2人をどれだけ大事にしてるかはよく知ってる。
ロー君はリューゴによく尽くし、アーヤはいつも構え遊べと纏わり付き、リューゴもそれに応えるように2人を頼れる戦友として信頼し、時にはやんちゃな子供達の相手をするように手を焼いていた。
どんな事情があるかは知らないが、外野の俺がそれを壊すようなマネはしちゃダメだししたくない。
「分かった、言わないよ。けど何でリリーパだってバレたらマズイのか話してもらってもいいかな?」
「ほ、ホントかメメ森!?」
「ありがとうメメ君…!」
安心したのか2人は顔をほころばせるが、すぐに話しにくそうに曇らせた。
「その、実はね…リューゴさんがたまに若返ってアークスの仕事が出来なくなっちゃうの、僕らのせいなんだ!」
「!?」
リューゴはアークスとしての能力が開花したのは遅かったものの、持ち前の真摯さと粘り強さで同世代の中堅アークス達と肩を並べるまでになったけど、戦闘で大怪我をして以来、何故か時折14、5歳くらい(と言ってもどう見ても俺より歳上にしか見えないが)まで若返ってしまうという特異体質になってしまったそうだ。
若返りの弊害として、能力的には問題は無いが、オラクルのシステムに身体データの不一致で本人として認識されず、様々な機器…例えばビジフォンや倉庫、果てはミニシップや貸与されている住居まで使えなくなるという不自由を強いられてしまうんだとか。
リューゴが荒くれアークスに絡まれていた姐さんを助けたのも、そうしてミニシップが使えなくなってナベリウスで1週間程サバイバル生活をしてた時。
んで、女の単独行動はそんな風に何かと危ないし、一緒に行動していれば少なくともこんな風に任務先で帰還不能にならずに済むという利害の一致から行動を共にする事にした、というのがあの親子にも兄妹にも見えない、ましてや恋人同士と言われたらかなり衝撃的な一見何の接点も無い2人の事情だって聞いている。
「一体…何でそんな風になったんだい?もちろんわざとじゃないんだよね?」
「当たり前だろ!命の恩人にそんな事するかよ!」
俺の問いかけにアーヤは襟首に掴みかかって怒りをあらわにする姿は、小さくったって迫力充分。
「落ち着きなよアーヤ。…そう、決してわざとリューゴさんをそんな目に遭わせようとしたんじゃない、僕らにとっても想定外だったんだ…」

そこからのロー君の話はこうだった。
ある日、黒くてピンクのとんでもなく強いアークスみたいだけどアークスじゃない『何か』に襲われたリューゴは瀕死の重症を負ってしまった。
リューゴを助ける為には、リリーパ族以外に使ってはいけないと大人達から言われている一族秘伝の薬を使う以外に方法は見当たらず、叱られるのを覚悟で薬を使ったそうだ。
一見、何の問題も無くリューゴの傷は癒えたかに見えた。
けど、道中突然ばたりと倒れたリューゴがしばらくして起き上がると、驚いたことに只でさえ短く刈り揃えされていた髪は坊主頭に、見るからに屈強な身体はやや逞しい程度に、そしてグワナーダよりも険しかった顔立ちは精悍だがちょっとおっかない青年といった風情に変化してしまっていたのだと…

「アークスはリリーパ族と同じで歳はとっても若くなることはないんだろう?だとしたら間違いなく僕らの薬のせいだよね…」
う、うーん、それは否定出来ないかも。
黒くてピンクのアークスみたいな『何か』は、恐らくアークス内でも危険視されている『仮面』ってヤツだろう。
俺も前に遭遇してフルボッコにされて通りすがりのアークスにムーン投げてもらった事あるけど、リューゴみたいな状態にはなってない。
「にーちゃん、だから長老達がリリーパ族以外に使うなって言ってたのかなぁ…バレたらリューゴも長老もメチャクチャ怒るよなぁ…あーもーどうしようー!」
「怒られるだけなら構わないよ、構わないけど…リューゴさんに嫌われて一緒に居られなくなるのはイヤだよ!僕らのせいで迷惑掛けてるのにそんなのワガママだけど、でも僕はリューゴさんと一緒に居たいんだよ…」
「にーちゃん…」
ちっこいのがふたり、つぶらなおめめをうるうると。
「大丈夫だよ。ロー君、アーヤ」
俺は早く二人を安心させてやりたくて、『大丈夫』から言葉を始めた。
「だってそうしなかったらリューゴは死んでたんだろ?じゃあ二人はリューゴの命の恩人じゃないか!」
「え…、でも」
「オレ達のせいでリューゴは…」
「大丈夫大丈夫!そりゃ世の中死んだ方がマシって状況が無いとは言えないよ?でもリューゴのは死ぬより全然マシだって!ちょーっと不自由かもしんないけど、お陰で生きていられるんなら全然オッケー問題ナシナシ!」
萎れてる二人を元気付けるように、明るく言葉を続けるけれど…
「でもリューゴさんはどう思うか…」
「メメ森が良くてもリューゴは怒るかも…」
ま、不安だよなぁ。
「こーら、二人とも、リューゴは怒るとおっかないけど、理不尽な事で怒った事なんかなかっただろ?もし二人がリューゴを困らせる為にやったんなら怒るだろうけど、それどころか助ける為にやったんだ。お前たちのリューゴさんだろ?ちゃーんと分かってくれるって!な?」
「…!」
やっと二人が顔を上げてくれた。良かった良かった。
「そうだよにーちゃん!リューゴそんなことで怒るほど心狭くねーよ!」
「そ、そうだよね…!僕らのリューゴさんだもん、ちゃんと謝ったら許してくれるよね!」
安堵から顔をほころばせるちびっこ達にこちらもつられて頬が上がってしまう。
「そーだそーだ!もしリューゴが許してくれなかったら俺がリューゴを許さん!この超合金アームでカキーンとぶん殴っちゃうぞー!!」
「ダメだよメメ君!超合金部分増えちゃう!」
「超合金スーパーメメ森になっちゃうぞ!!」
…そうでした。いくら俺がキャストでもリューゴとタイマン張って勝てる訳がないのでした。おーこわ。
「大丈夫大丈夫!それ以前にリューゴぶん殴る事になんか絶対になんないから!」
大丈夫、リューゴならきっと、あの大きな手のひらで君達の頭を撫でながら、照れたように顔を背けて「ありがとうな」って言ってくれるから。

| 21:34 | PSO2(うちのこ・二次創作) | comments(0) | - |
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