クローゼットは星の海

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珍しく更新が早いですこんばんは。
ちゃっかりリンクも2件追加しちゃったよー!

今回も創作だから苦手な方は回れ右。

今回はとうとうこちらのフレンドさんの登場です。
出演許可を下さったレアーさんありがとうございます!

そしてやっちまったぜごめりんこ☆

あの人…の出番は次回に持ち越し。
前回のメメぼっち!(ラブ○イブ風に)
前髪切りすぎてふ○わになった。


切りすぎた前髪をアーヤに散々爆笑され、ロー君には笑いを堪えながら慰められて、もうお外になんか出たくなくなったけど、それでも悲しいかな最低限食料や生活用品の買い出しには行かなくてはならないのだ。
食材はもちろんの事、トイレットペーパーと歯みがき粉が切れそうで切実にヤバい。

道行く人々やストアの店員の目を気にしながら買い物を済ませたけれど、幸いすれ違いざまに吹き出されたり指を指して笑われるような事も無かった。
皆大人なのか、はたまた他人に興味が無いだけなのか。どちらにせよ気にしすぎた自分の自意識過剰が恥ずかしい。
「〜〜〜ッ、〜〜〜〜ッ!!」
「〜〜〜、〜〜〜〜ッ」
「〜〜〜!〜〜〜〜!!〜〜ッ!!」
ん?路地裏の方から声?
「…困りますっ!やめてくださいっ!!」
「いいじゃねぇかよかわいこちゃん、オレらと遊ぼうぜぇ」
「お嬢ちゃんもこんなご時世で退屈してんだろォ?楽しいコトしよーぜぇ」
あれ?コレヤバくね?
どっからどう聞いてもガラの悪い世紀末ヒャッハー共がいたいけな娘さんに悪い事をしようとしてるようにしか…
てか絡まれちゃってる方、知ってる声だし!!
「こ、こらー!そ、そこで何してるんだぁー!!」
「あぁ?」
ひええ…、や、やっちゃったぁ…!
正直足はガクブル、声も裏返っちゃったけど、だって放っておくなんて出来ないよ!
「メメさん!?」
やっぱり。声の主は良くしってるあの子だった。
「ぶはっ!?なんだよこのふ○わ、お嬢ちゃんの知り合いかぁ?」
「ふ○わは大人しくおウチに帰んな!今なら黙って見逃してやらぁ」
「ふ、ふ○ちゃうわあああ!!」
ここに来てまさかの大爆笑でのふ○わコールである。
もうやだホントにおうち帰りたい。
「あとその子お嬢ちゃんじゃないから!!男だから!!」
「「はぁ!?」」
ヒャッハーズが驚きの声をハモらせて同時に振り返った先に居るのは、ウェーブの掛かったショートヘアーの困り顔した美少女、ではなく…
「そ、そうなんです…ボク、男なんです…」
困り眉で苦笑いするフレンド、レアー君(性別男)だった。
「お、男なら男って最初っから言えよざけんじゃねーぞこのふ○わ!!」
「今日の所は勘弁してやらぁ!!クソッ!このふ○わ、覚えてやがれ!!」
「なんでや!!ふ○わ関係ないやろ!!」
走り去るヒャッハー共の負け惜しみが胸に刺さる。
ナンパして喰っちゃおうとしてた相手が男VS怒濤のふ○わ呼ばわり。
この勝負、痛み分けで終わる…

「大丈夫?レアー君」
「はい、ボクは大丈夫です。メメさんが来てくれたおかげで助かっちゃいました。ありがとうございます!」
聞きなれた少年らしいハスキーボイスとは裏腹に、見なれないふわりと笑う笑顔は以前1、2度見ただけだからどうにも不思議な感じがする。
「今日はいつものじゃないんだね」
「ええ、まあ…」
いつもの。
レアー君は始めて会った時から、ほとんどお気に入りのニャウスーツを着ている筋金入りのニャウ愛好家だ。
だから素顔を見るのはまれで、さっきだって声でレアー君だって判ったけど、もし顔を見ただけだったら俺だってなんか見覚えがある女の子だけど誰だったっけ?てなってたに違いない。
「こんな情況ですからね…着ぐるみで歩いてると「浮かれてんな!」って怒られたり絡まれたりする事も多くって…」
なるほど。
それで素顔を出したら今度はまた別の絡まれ方をしちゃったと…
「それも災難だったね…」
「ええ、でもいつもと違う格好をするのも気分転換になっていいですね」
お、前向きだなぁ。こういう所もレアー君の親しみ易さのひとつだ。
「メメさんもその髪型似合ってますよ。ビートルズみたいで素敵です」
「ファッ!?そ、そう…!?」
ふ○わとビートルズじゃ月とすっぽん天地の差。まさか褒められるとは思わなかったからびっくりだ。
「そうですよー。きっとフレンドの皆さんも似合うって言いますよ!」
「そ、そうかなぁ?やー、そんなに褒められると照れちゃうなぁうへへへ」
「ふふふ」
照れすぎて思わず変な笑いが出てしまう。
褒められたのも嬉しいけど、久々に会うフレンドとこうして笑い会えるってのは褒められる以上に嬉しいってなもんだ。
「…」
「あれ、レアー君?」
ふと、笑顔から一転微妙な顔で黙ってしまったレアー君に気付く。
「あの、メメさん、ボクはどうでしょうか!?」
「へ?ああ、ニャウスーツじゃなくて素顔を出したのが?いいんじゃないかな、レアー君イケメンだし!」
らしくなく前のめり気味に訊いてくるレアー君にたじろぐけど、素直な感想を伝えてみる。
…ホントはイケメンっていうより可愛いって感じだけどそれ言ったらさっきの事もあって凹ませちゃうかもだから内緒にしとこう。
「その…、ボク、そんなに女の子に見えますかね…?」
あ、やっぱ気にしてた。
「いやいや、大丈夫大丈夫!レアー君まだ若いから人によってはそう見えちゃうかもだけど、いずれ背も伸びて立派なイケメンに…」
「そっか…やっぱりそう見えるのか…」
ハッ、しまった!?これじゃ今は女の子に見えるって言ってるようなもんじゃん!
「いやその、レアー君、そうじゃなくってね?えっとぉ…」
「そっかぁ…見えるのかぁ…」
…ってあっるぇー!?
何でそんな希望に満ちているようなキラキラした眼差しで遠くを見つめているのかなあ!?


その後、アークスシップにひとりの天使、もとい伝説級の男の娘が誕生したのはまた別の話である…
| 21:38 | PSO2(うちのこ・二次創作) | comments(0) | - |
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