クローゼットは星の海

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長かった(期間的に)けどやっと完結ー!!
やっぱり例によってうちのこ創作だから苦手な方は回れ右。

あ、今回サポパの呼び名をメメやんの滑舌悪い子設定に合わせて訂正してます。
最初の方も直さなきゃなぁ…
◼あれから数日◼

「ひっく…クレ君…だいじょおぶかなぁ…」
クレ君には会えてない。
23番区画へ探しには行ったけど、やはり道に迷って泣き濡れて夕暮れの中すごすご帰ってこうして飲んだくれている次第であった。
「もー、メメ君、流石に飲みすぎだよ!」
「そうだそうだー!飲んだくれてないで早く晩メシ作れよー!」
両サイドからロー君とアーヤに酒瓶とコップを取り上げられる。
「ファッ!?何すんのよふたりともぉ〜!返して返しておれのよめー」
愛しのアルコールを奪還すべく立ち上がった矢先…
「あ、るぇー…?」
世界がぐるっと1回転半した。
ヤバい、こりゃホントに飲みすぎた、か…な…?


「…い、おいマスター、また飲み過ぎたのか?もう昼だぞ、起きろ」
「んもー!せっかく可愛いボク達がお目覚めしたんだよ!先に起きてて迎えてくれるのがマスターの役目じゃないの!?」
「ぴー♪」
聞き慣れた、けどやけに久しぶりなハスキーボイスときゃぴるんボイスと共に、ぽみん♪と柔らかいものがほっぺたに当たる。
あれ、なんか賑やか…
ロー君とアーヤ…の声じゃないよね?
「さあメメ君、起きて起きて!皆お待ちかねだよ」
「メメが起きねーから黒霧島と白雪がメシ作ってくれたぞ!ちょーウマかった!」
「ああ、ロー君もアーヤもおはよ…って、へ?キリと…ユキ…!?」
驚いてガバッと起き上がった俺の顔面を、もちぽよ触感が襲う。
「ぴぃー!ぴぴー!」
「ゴストンたんも…?え?え?」
ちょま、なんで機能停止中のキリとユキとゴストンたんが!?
「メメ君ったら…オラクルの全システムが復旧したって船内放送、結構大音量だったのに全然起きないんだもの」
「俺達のマスターは小心者の癖にちょっとやそっとの物音じゃ起きないからな」
「ボク達のこともロー君が起動させてくれたんだからね!」
「そうだぞこのオレに感謝しろー」
「ぴぴー♪」
ちっさいのが俺のわちゃわちゃきゃいきゃいぴーぴー。
賑やか。めっちゃ賑やか。
「いやいやいや!アーヤ多分何きっとどうせもしてないよね!?って全システム…復旧…!?」
反射的にツッコミに走ったけど、その前のロー君の言葉にそれどころじゃないものが含まれてたじゃないか!
長らく触ることもなかったリモコンでテレビをつければ、チャンネルを変えるごとに各シップや避難所の様子が映ったりアナウンサーやコメンテーターが語らったり、いつも通り旅番組をやってる所もあったけど、そのどれもがお祭り騒ぎだった(旅番組はたまたま去年の夏祭りの様子を流していただけだったけど)
そうだ、外!外はどうだろう!?
「…明るい」
抑えられていた照明関係が元に戻ったおかげか、外はいやに明るい。
天候システムは晴れ、きれいな青空だ。

その明るさに目を細めていると、やっぱり聞き慣れてはいるけど久々な音が室内から聞こえてきた。
「そうだ!通信機通信機!!」
慌てて室内に駆け込んで通信機を手に取ると、モニターには家主の名前が表示されていた…!
「もしもし姐さん!?」
『メメさん!お久しぶりです、お元気でしたか?』
久々に見る姐さんはいつもの淡い微笑みではなく、満面の笑み。
「う、うんうん!皆は?」
「こっちは変わりねぇぜ。メメこそ飲み過ぎたり体壊したりしてねぇだろうな?」
「体は壊しちゃいないけど…俺が飲み過ぎるのってホラ、通常運転だし?」
あー、リューゴ縮んじゃってら。やっぱ俺がこっち残って正解だった。
「ごるぁメメー!ちゃんとどーてー捨てたかー!?」
「どどどどーてーちゃうわぁ!!」
ぐぬぬ、ルクはやっぱりルクである。
「ハッ、で、でも今度の俺はいつもの俺と違うぜ!なんたって女子とお出かけの約束を…」
「ふーん、で、リサなのフーリエなのどっち?どうせデートじゃないんでしょ?」
「ぐはあ!!」
こいつめ勘が鋭くていらっしゃる。
フーリエが正解だけどどっちにしろフラグが立たないいいお友達だコンチクショー!
「撃沈してるところ申し訳ないですがメメさん、私達が戻るのは多分夜になりそうなんです」
「あれ?意外と遅いんだね」
今は昼過ぎ、そんなに時間が掛かるもんなのか。
「避難所のポートは帰還用なので緊急性が低いせいか数が少ないんです。私達の整理券、かなり最後の方の番号なんですよ」
そうなのか。まあ戻ってくる分には遅くなっても別に危なくないもんなぁ。
「ホントはもうちょっと早めの番号取れてたんだけどな…ルクがツィービー達の整理券と交換してきたんだ」
「!!」
姐さん達3人の整理券をビート君達と交換した。
それってつまり…
「リューゴ!?それメメには内緒って…おぷっ!?」
リューゴに掴み掛かろうとしたルクの頭が横から手を伸ばしてきた姐さんのたわわな谷間に沈む。
普段なら願ってもないシチュエーションでそのまま押し倒しかねないとこだろうけど、今は異議ありなのかめっちゃジタバタもがいてる。
「ツィービーさん達がアークスシップに取り残されたクレイトさんの所に少しでも早く帰れるように、きっとメメさんならそうするだろうからって。ねぇルクさん?」
呼び掛けると同時にルクを開放した姐さんがいたずらっぽくクスクス笑う。
「ぷはっ!?もー姐さんまで!!メメには絶対内緒って言ったじゃん!!べ、別にメメの為じゃないんだからなっ!ツィーエ達が早くクレに会いたいだろうから…」
「ツィービー達も最初は遠慮してたんだがな、コイツがメメの代わりにここに居るんだからメメならしたいって思う事代わりにさせてくれっつってツィービー達を押し切ったんだぜ」
「ギニャー!?」
食って掛かるようにモニターに飛び込んできたルクを押し退け画面に戻ってきたリューゴの横から悲鳴が聞こえた。
「ルク、ありがとな。俺の代わりにクレ君達に良くしてくれて」
嫌な予感はしてたけど、やっぱりクレ君はビート君達と離れてここにひとりぼっちで取り残されていた。
システムダウンから大体2ヶ月…その間のクレ君を思うとこっちが泣きたくなってくる。
もし俺が避難所にいてその事を知っていたら、絶対ルクが代わりにしてくれたとおりにしてる。
ルク、ほんとありがとな。
「あぅ…その、アレだよアレ!メメがオレに整理券譲ってくれた恩返しの前払いだよ!!いつかもっとスゴい恩返ししてやんだからな!覚悟しとけよ!!」
真っ赤になりながら喚くルクに、モニターを挟んで俺と姐さん達は笑い合った。
「うん、楽しみに待ってるから。恩返しも…皆が帰ってくるのも!」

通信を終えて早速冷蔵庫の中身を確認してみる。
そこそこ備蓄はあるけれどそうじゃない、買い出しが必要だ。
さっきテレビでシステムの正常化に伴い、まず食料品の流通を急ピッチで進めていて上手くいけば夕方にはそれなりの品揃えが期待出来るって言ってたっけ。
「キリ、ユキ、後で買い出しに行くから一緒に来てくんない?」
「えー!マスター買い物くらい1人で行ってきなよ、いい大人なんだから」
「白雪、そう言うな。…良いだろうマスター、荷物持ちが必要だろう?」
ユキを制して小さな身体に似合わずクールな笑みを浮かべるキリには、どうやら俺の考えはお見通しっぽい。
「さっすがキリ。今夜は姐さん達の帰還パーティだかもん!皆の好物いーっぱい作って待ってたいじゃん!!ロー君達も手伝ってくれよなっ」
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